tomorinnwのグルメ&くすり

☆グルメ☆薬☆調剤薬局☆薬剤師☆冷凍食品☆

【2020年】糖尿病

3大栄養素

炭水化物(糖質⇒エネルギーになる・食物繊維)、たんぱく質、脂質

糖質は、分解されブドウ糖となり、小腸で吸収され血管へ移動する。
主に筋肉や脳で消費される。
肝臓・筋肉でグリコーゲンとして蓄えられる。蓄えきれなくなると脂肪として蓄えられる。つまり脂質に変化する。

膵α細胞・・・グルカゴン(血糖を上昇させるホルモン)

膵β細胞・・・インスリン(血糖を下げるホルモン)
インクレチン(GIP、GLP-1)は食事が刺激となり小腸から分泌されインスリン分泌を促すホルモン。

糖の放出・・・肝臓のグリコーゲン

糖の取り込み・・・筋肉、肝臓、脂肪組織、脳(インスリン不要)
食事をとれない安静時や睡眠中にも消費されている。

BS正常値
HbA1c6.2未満
語呂)
"「セブンイレブン、食後は異様」
空腹時血糖 70~110mg/dl
 (食後でも140g/dlを超えない)"


1型糖尿病

ウィルス感染などで自己免疫が異常を起こしすい臓がダメになる⇒インスリン直ちに開始。

2型:インスリン分泌低下とインスリン作用不足(筋肉組織などがインスリンに鈍感)
"糖尿病になりやすい体質+食べすぎ・運動不足
⇒インスリンの働きが低下する(インスリン抵抗性)
⇒すい臓が疲れてくる
⇒インスリン分泌が低下する
⇒血液中にブドウ糖が増える(糖尿病)
⇒全身の血管がダメージを受ける"


原因
食べすぎ
運動不足
肥満
⇒血糖を下げるインスリンが効きにくくなる。
 消費するエネルギーより摂取するエネルギーが多いと余った分が脂肪になる。
理由)脂肪がインスリンの働きを妨害する物質を分泌するため。


補足)BMI = 体重(Kg) / 身長(m)の二乗
戸はゴミ(18.5未満)ニコニコ(25未満)・・・標準体重


タバコ
⇒本数が多いほど血糖が上がりやすい。

遺伝

 

高血糖の持続により・・・
BS300以上:口渇⇒多飲⇒多尿の連続。
体重減少
理由)糖尿病によりインスリンの働きが低下し、糖分をエネルギーとして利用できなくなり、脂肪や筋肉のタンパク質をエネルギー源として分解してしまうため、糖尿病が進行した人では、体内がエネルギー不足となり体重が減少してしまう。1か月で10kgやせる人もいる。
BS500以上:昏睡


合併症
放置すると、徐々に全身の血管や神経が障害され、腎臓や目、神経に障害を与え、また血管に対しては動脈硬化を引き起こす。。意識障害や昏睡も。

糖尿病の合併症
★5年~10年たって現れる。一旦症状が出ると良くなりにくい。(例えるなら電車。ブレーキをかけてもすぐに止まらない。)
細小血管症
"し:神経障害→下肢の壊疽(早期、頻度高)
 (足の指や裏のしびれ・痛み・感覚麻痺)"
"神経障害:足のケガに気づきにくい
高血糖:細菌感染しやすい
動脈硬化:傷が治りにくい

壊疽(えそ)"
糖尿病性神経障害が進行したら水虫や深爪・靴擦れなどに注意する。

"め:網膜症→失明
  (網膜の血管に障害が起きる⇒視界がぼやけるなど)
  症状が出るころにはかなり進行している。
  進行するまで症状がない⇒定期的に眼底検査を受ける。"

"じ:腎症→透析導入(通常は自覚症状が出ない)、透析導入疾患第一位。
  (本来出てこない蛋白が漏れる。老廃物・塩分・水分が排出できない)
  尿中アルブミン検査(アルブミンはたんぱくの一種)が早期発見に最適。
  BP130/80未満・食塩1日6g未満。進行したら蛋白質(さらに腎臓に負担がかかるため)やK制限も"
"<腎臓の働き>
体の中の老廃物を排出する
体の中の塩分や水分を整える"

大血管症
心筋梗塞、脳梗塞


血糖が高くなるとブドウ糖がヘモグロビンと結合する=HbA1c

糖尿病と尿ケトン体
ケトン体:脂肪が分解されてエネルギー源として利用される際にできる代謝物。(=排気ガス)
すべてのケトン体が利用されるわけではなく、一部は血中から腎臓を介して尿中に排泄される。

★尿ケトン体(+):細胞の中に糖分をうまく取り込めず、脂肪をエネルギー源として使用している状態
ほっとくと体が酸性に傾き、多臓器不全→意識障害、昏睡で死につながる。


治療法
〈食事療法〉
Q:カロリーが高い食べ物は?
★「3つのあ」
あぶら(1g=9cal)
アルコール
甘い物


★糖質の制限と、総カロリーの制限と、野菜を多く摂るようにします。

"食物繊維の多い野菜、キノコ、海藻類、を取る
(→小腸でブドウ糖が吸収されるスピードがゆっくりになるため、食後高血糖を防ぐ。カロリーがない)"

主食)重要
①白米より玄米の方が血糖上昇がしにくい。
②そうめんやうどんより蕎麦を。
③ロールパンや食パン(白パン)より全粒粉(ぜんりゅうふん)パンを。

野菜)
芋類は糖質が多い。

外食)
洋食は塩分や油を多く使っているためカロリーを抑えた和食を選ぶ。

果物)
★バナナ:カリウムによる血糖降下作用がある。カリウムには体の余分な塩分を体外に排出して血圧を下げる効果がある。(=ほうれん草はカリウムと鉄分が多い)

調味料)
お酢・・・血糖上昇を緩やかにする。

運動
最低週三回30分以上のウォーキングやジョギング、水泳。
早朝や空腹時は血糖が下がりやすいため注意。
運動の効果)
"・ブドウ糖が消費される
・インスリンが効きやすい体質になる(減量により)"
運動に注意が必要な方)
"・血糖コントロールが悪い(空腹時血糖が250以上)
・眼底出血
・腎不全
・壊疽
・糖尿病神経障害
⇒転倒して事故につながりやすくなる"


●低血糖
70以下・・・発汗、ふらつき、手が震える(交感神経↑)

頭痛、目のかすみ、眠気

けいれん、昏睡


"は:腹が減る
ひ:冷や汗
ふ:震え
へ:変な行動
ほ:ほっとくと昏睡"

転倒、認知症、心筋梗塞、脳卒中へ繋がる。

"低血糖

アドレナリンなどのホルモン

血管収縮・血圧上昇など
不整脈"


<低血糖を防ぐには>
◎ブドウ糖10g、砂糖20g、ジュース、飴など
⇒15分たっても治らなければ、さらに同量追加摂取
αーグルコシダーゼ阻害薬服用なら必ずブドウ糖を(砂糖の吸収を遅らせるため)

食事・・・できるだけ同じ時間に同じ量を

運動・・・補食(ビスケットなど炭水化物の多い物)⇒運動中・運動後に食べる。


シックデイ
糖尿病治療中に体調を崩したり、食事ができないときの事。


シックデイ対策
・発熱時にはスポーツドリンクなど水分を1L以上余分に補給する
・おかゆ・うどん・スープなどを少量ずつ、回数を増やして炭水化物を摂取する
・インスリン治療・飲み薬に関しては体調を勘案して処方医と相談

 

インスリン抵抗性改善薬
★メトグルコ:低血糖を起こしにくい、 下痢40%(用量依存)、主に肝臓に働く。
<作用>
肝臓で乳酸からの糖の生成を抑える。
小腸での糖の吸収を抑える。
筋肉や脂肪組織で糖の利用を促進する。


★乳酸アシドーシス(10万人に1人)
乳酸が体内にたまり食欲不振や吐き気が起きる。アシドーシス=酸性
悪化すると低血圧、低体温、全身痙攣を起こし、数時間放置しだけで死亡率が約50%にもなる危険な状態。

アクトス・・・インスリンの働きを高める。主に筋肉や脂肪組織へ働く
肥満傾向でインスリン抵抗性が高い人。
体重増加:脂肪細胞増殖
体液貯留:心不全増悪、浮腫(尿細管でNa再吸収↑)
膀胱癌:増えるという説もある


インスリン分泌を良くする薬
アマリール(緩やかに長時間に)
膵臓の細胞が弱っていたり、死んでいたりするとこれらの薬は効かなくなる。
作用時間は12〜24時間…いつ服用しても良い
血糖がたくないときも下げようとするため低血糖注意。
"・低血糖:しかも遷延しやすい
・体重増加をきたしうる"

速効型インスリン分泌促進薬
飲み忘れ⇒食事を始めて気づいたら1回分飛ばす。
ミチグリニド(商品名グルファスト)
★レパグリニド(シュアポスト)
他のグリニドと比較して、血糖降下作用が強い
胆汁排泄であり、慢性腎臓病(CKD)患者に使用しやすい
空腹時血糖も低下する程の強力なグリニドだが、低血糖が起きやすいのが欠点
★食事摂取時など高血糖時のみインスリン分泌を促す。グルカゴン抑制。
"DPP-4阻害薬は(GLP)-1や(GIP)を分解するDPP-4の活性を阻害する。
これらの消化管ホルモンはおもに小腸から分泌され、血糖値に応じたインスリン分泌促進作用、いわゆるインクレチン作用を持っている。"
分解酵素が阻害されることで血中のGLP-1およびGIP活性が亢進し、血糖降下作用が発揮される。
インクレチンは食事が合図となって放出され、インスリン分泌を促す。

テネリア
排泄経路は胆汁と腎が1:1。腎機能による用量調節不要。


消化を(ブドウ糖の吸収)を遅くする薬
ベイスン
小腸において糖類の消化吸収を遅らせる⇒食後高血糖を是正する
下痢、放屁、腹部膨満感
小腸で吸収しきれなかったブドウ糖が大腸の腸内細菌により分解され腸内ガスを発生させる、


★ミグリトール(セイブル)
腹部症状が他のαGIより少ない印象

SGLTの分布とサブタイプ
SGLT2:腎臓でのグルコース再吸収(約90%)
ブドウ糖を尿中に排泄する薬
SGLT2阻害薬
1~3kg程度の体重減少(内臓脂肪の減少)⇒インスリン抵抗性を改善
理由)低下した糖を補おうと、体が脂肪を燃焼させるため。
腎臓が悪いと効果減弱。

尿量が増えるため脱水注意。
副作用
尿から糖を排泄するため膀胱炎や性器感染が発生しやすい。
多尿、頻尿
説明ポイント
★尿がたくさんでることにより体液が減少することがある。→適度な水分補給を行うよう指導。食事ごとにコップ2杯水を飲んでください。
★排尿時の痛み、ヒリヒリ感、陰部のかゆみなどを感じる場合→尿路や性器の感染症の疑い
皮膚に発疹ができた場合はすぐに受診するよう指導


インスリン
疲れたすい臓を休ませるため。


<その他>

1型糖尿病(自己免疫)
リンパ球がすい臓の細胞を破壊する。
妊娠糖尿病(妊婦の7-9%)
胎盤からインスリンを妨害するホルモンがでている
*出産すると正常に戻る。
合併症)
母体・・・妊娠高血圧症候群、羊水量の異常など
胎児・・・流産、巨大児、心肥大など

★糖尿病→認知症リスクUP
★加齢と共にインスリン分泌は低下し、インスリン抵抗性が増加する

糖尿病診断における血糖値の正常値
空腹時の血糖値が126以上、または食後の血糖値が200以上になると糖尿病だと判定されます。

検査
ブドウ糖負荷試験(2時間後)
"・・・食後の高血糖を推測。
  糖尿病発症の直前・直後は空腹時血糖が低くても食後血糖が高くなることがある。
  見逃さないために行う。進行すると治療が難しくなる。"

※インスリンの原料を摂取する
肉の脂身や魚、大豆に含まれるたんぱく質やミネラル、野菜に含まれるビタミンC。


注射薬
GLP-1受容体作動薬
食事を取ると、これが刺激となって「インスリンの分泌を促すホルモン」が放出されます。このホルモンをGLP-1といいます。
"GLP-1はすい臓に作用して、インスリンを分泌させます。
中枢へ作用して食欲を抑制する。"
食事を取る → GLP-1が分泌される → すい臓からインスリン分泌 → 血糖値が下がる
トルリシティ皮下注アテオス:GLP-1受容体作動薬 長時間作用型 週に1回
SE:悪心・嘔吐、下痢(使用開始時。高頻度):制吐剤、PPI併用も
食後BS+空腹時BSともに⇓
DPP4阻害薬との併用は国保、社保ともに保険の査定にひっかかる可能性があるため疑義照会を行う(GLP-1濃度を上げる目的が同じため)
薬局で毎週うつケースあり。
食前、食後でも可。1日のいつでもOK
アテオス:あてておす
経口管理できない人。インスリンを毎日負担がある方。

ランタスXR:ランタスと効果は同等だが、低血糖リスクが少ない。値段も安い。
★1単位の液量が少ないため、3単位の空打ち(ランタスは2単位)
★注入後のボタン保持時間が5s(ランタスは10s)
★ランタスより注入後の吸収が緩やかなので、低血糖リスクが少ない。
★ランタスを3倍濃縮しているため、1単位の液量が1/3。
300単位当たりに換算すればランタスXRは2068円と、かえってランタスより安くなる
ランタスより体重への影響が少ない。
投与時間の縛りがない(ランタスはあり)

ビクトーザ

 

血糖を上昇させる薬剤
低BSからの回復を遷延させる薬剤
β遮断薬

※SU薬、速効型インスリン分泌促進薬は食事量に合わせて減量・休薬が必要。持効型インスリンは基本的に継続する。

マリゼブ
ゼブ:セブン 7日
食事関係なく服薬OK
間違えて2錠服用したら次回分は飲まない(低BSリスク低い)
のみ忘れたら次回分服薬日までに気づいた時点に飲む。
①薬物療法をしていない人
②フルタイム
③65歳未満

ノボラピッド
超速効型のインスリンで、食事の後に起こる血糖値の上昇を防ぐ。通常10~20分で効果。

トレシーバ
持効型のインスリンで、不足しているインスリンの基礎分泌を補う
持効型の中でも、特に作用が長い(42時間)
注射の時間指定がなく、また注射を忘れた場合でも8時間以上の間隔をあければ使える

※70歳ぐらいまで、4-5種類、A1c8%以上⇒インスリン追加を考えても良い。
※体重当たり0.1単位で、体重60kgなら6単位を目安