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【2020年】脂質異常症

脂質異常症:動脈硬化が進行し、狭心症や心筋梗塞、脳卒中(脳血管障害)などを招く
男性では中年以降の高TG血症の、女性では閉経後の高LDL-C血症の増加がみられる。
"脂質には、増えすぎると血管に負担をかけて動脈硬化(=血管が硬くもろくなったり、血管内が狭くなって血が流れづらくなったりした状態)を進行させる「LDLコレステロール」、「中性脂肪」や、
逆に余分なコレステロールを回収して動脈硬化を防ごうとする「HDLコレステロール」などがあります。脂質異常症は、遺伝によるものもありますが、多くの場合では食事や運動などの生活習慣が深く関係しています。"
★Choは細胞やホルモンの材料
食事から2~3割、肝臓での合成が7~8割
食品からコレステロールを多く摂れば、体内で合成されるコレステロ―ル量は減ります。(常に一定)


*LDLは体の必要な場所にコレステロールを運ぶ。
*HDLは組織で余ったコレステロールを回収して肝臓に運ぶ。

①Choが多い卵、乳製品を控える。
②飽和脂肪酸を多く含む肉の脂身、洋菓子を控える。
⑤LDLは閉経後上昇する。(女性)

中性脂肪:30-149
①中性脂肪は体を動かすエネルギーを蓄える役割をもつ
 血液に溜まると中性脂肪。
 身体にたまると体脂肪。
 肝臓に溜まると脂肪肝。
②中性脂肪は食事の影響を大きく受ける。(食後数時間で検査値上昇)
③お菓子、果物、アルコールを控える。
④食べすぎ、運動不足、飲酒が原因。

食事
糖質の過剰摂取注意!!
取りすぎた糖質は中性脂肪に変わり、肝臓や脂肪へ蓄えられる。
体内では糖質がエネルギーとして優先的に利用されるので、糖質が多いと中性脂肪が減らない。

お酒
お酒を摂取すると肝臓はアルコールの分解を優先するため、脂質や糖質の分解できずに残る。

運動
最初のエネルギー源の糖質が足りなくなると中性脂肪が使われる。
中性脂肪の利用には酸素が必要なので、ウォーキングや水泳などの有酸素運動がいい。
約20分で糖と中性脂肪の利用割合が逆転する。

 


脂肪肝(→肝硬変、肝がん):中性脂肪が肝臓に蓄積する病気
"お酒の飲み過ぎでも肝臓に中性脂肪がたまります。
これは、アルコールが分解する時、中性脂肪が合成されやすくなるからです。"
脂肪肝には痛みなどの自覚症状がありません。
脂肪肝になるといわゆる「ドロドロ血」になり血流が悪くなるため、全身の細胞に酸素と栄養分が補給されなくなり、疲れやすい、肩がこる、頭がボーッとするといった症状が出ることもあります。
血液検査ではALT(GPT)、AST(GOT)の値が50~100前後に上昇する場合が多く、γ-GTPやコリンエステラーゼ(ChE)なども高くなります。

スタチン製剤:合成阻害
メバロチン

★クレストール

リバロ/小児適応有(先発)
他剤と比較して相互作用が少ないのです。
クレストールよりLDL低下作用は弱いがTG低下作用は強い。

フィブラート系
ベザトール
"腎排泄型の薬剤であるため、血中濃度が上昇することで横紋筋融解症などの副作用が出現しやすくなります。
目安は血清クレアチニン値が2.0mg/dL以上となります。"

★フェノフィブラート:リピディル・トライコア
1日1回だがベザフィブラートより強力。
リピディル・トライコアの注意事項
"腎排泄型の薬剤であるため、血中濃度が上昇することで横紋筋融解症などの副作用が出現しやすくなります。
目安は血清クレアチニン値が2.5mg/dL以上となります。"

パルモディア(2018年):ペマフィブラート
1日2回服用
シンバスタチンとの併用でパルモディア血漿中濃度が20%減少。他の薬剤では変化なし。
ピタバスタチンと併用するとTGが追加で約50%低下する。SE発現率は変わらない。
TG減少効果はリピディルより上。HDL上昇は同じ。
リピディルは肝機能検査値に異常がある場合低用量から開始するが、パルモディアは制限なし。
血清クレアチニン2.5mg/dL以上で投与中止。1.5~2.5mg/dL未満の場合は低用量から開始するか、投与間隔を延長しなければならない。
シクロスポリンとリファンピシンが禁忌(パルモディアのAUCが上昇するため)。リピディルは禁忌薬なし。


陰イオン交換樹脂
コレバイン
コレステロールの代謝物である胆汁酸を吸着し、排泄させる
コレバインにより肝臓内のコレステロールが減少すると肝臓は「脂肪酸が作れなくなる!血液中から取り込んでしまえ!」と不足分のコレステロールを血液中から補おうとします
コレバインの副作用
"★特に便秘の副作用が比較的高いです。
コレバインが大腸内の水分も吸着してしまい、便が硬くなるためです。"

コレバインの注意事項
"服用方法について。
コップ1杯(200mL)以上の多目の冷たい水(常温はOK)で口に入れたら直ちに服用します。"
"コレバインは水で膨張しますが、温かい水だとそのスピードが早まり服用できなくなる可能性があります。
冷たい水でも口の中に長く入れていると膨張しますので直ちに服用するようにしましょう。"
筋痛:クレアチンキナーゼ上昇を伴わない筋肉痛や脱力感
筋炎:CK上昇を伴う筋肉症状

スタチンとフィブラート系の同時服用(腎機能が低下していなければ使用可能)
一度疑義し2回目以降はしない。横紋筋融解症リスクが上がることを伝える。
併用は横紋筋融解症を発症し、腎機能を悪化させることがあるため併用注意となっている。
★高TG血症と高LDL血症を合併する場合併用は有用。
*スタチンは夕食後投与が有効であり、同時服用を避け、フィブラートは朝食後にする。
横紋筋融解症などの副作用への注意は必要であるが、フィブラート系薬剤とスタチンの併用は安全に行えると考える。
血清CK血が正常上限の約3倍程度500mg/dlを目安にすることが多い。中止目安。


EPA(イコサペント酸エチル)/TG↓
イワシやサバなどの青魚に多く含まれるn-3系不飽和脂肪酸
小腸管腔内のリパーゼによって分解。
胆汁酸などの働きでミセル化され小腸で吸収される。
胆汁酸などが分泌されるのは食事の後→空腹時にEPAを服用してもほとんど吸収されない。


ロトリガ/EPA930mg+DHA750mg/TG↓

ペリシット:HDL上昇作用は一番確実。