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【2020年】外用剤

軟膏剤
皮膚への刺激が最も少なく、病変部を保護する効果も期待できます。
見た目とべたつき感。顔面などに塗ると塗布部だけ光ってみえます。
欠点は、伸ばしにくいこと、べたつくこと、テカること、洗い流しにくいことなど、使用感の悪さ
クリーム剤
水成分と油成分を界面活性剤で混合させた製剤
2種類に分けられます。
①O/Wタイプ:水成分の中に油成分が細かい粒子として浮遊しているタイプ⇒水が主体
②W/Oタイプ油成分の中に水成分が細かい粒子として浮遊しているタイプ⇒油が主体
一般的にクリームと呼ばれるものはほとんどが「O/Wタイプ」
水泡、膿疱、びらん、潰瘍などの湿潤した(じゅくじゅくした)病変に使用すると、界面活性剤や防腐剤などの添加物が刺激になってしまうことがあります。

"「ネリゾナユニバーサルクリーム」
W/Oタイプは基剤が油性成分中心で、使用感や適応はO/Wタイプと軟膏剤の中間に位置します。"

塗り方
口径による1FTU
5gチューブ⇒0.2g
10gチューブ⇒0.3g
★25gチューブ⇒0.5g(成人の手のひら二枚分)
3FTUが片腕、6FTUで片足が目安

★かなり多めに塗ったとしても、体内に吸収されて全身循環に移行する割合は極めて低い
塗り方が薄すぎると効果が十分に発揮されず炎症を長引かせてしまう原因になります。
十分な量をとって軽く塗りのばすことが大切です。

★ステロイド軟膏は皮疹のある部分にのみ塗るのが基本なので、先に保湿剤を広く塗り広げたあと、症状のひどいところにステロイド軟膏を塗っていきます。

化粧を顔全体に行った後、症状のあるところに外用薬をその上から塗ってもらう

Q1軟膏とクリームはどのように違うの?
クリームには水が含まれていて、油ときれいに混ざっている
軟膏には水が含まれていません。クリームが軟膏に比べて塗りやすく、べたつかないのも水が含まれているからです。
クリームの水と油が混ざっていることを専門用語では『乳化』と呼んでいます。
クリームも軟膏に比べ吸収されやくなっています。
そのため、クリームの方が早く効果が出ますが、軟膏に比べ汗で流れやすい欠点もあります。
夏などべたつきが強く感じられる場合など、使用感を考慮して軟膏からクリームに変える場合もあります。

Q2軟膏やクリームの塗る回数は何回?
★一般にステロイド外用薬は1日1~2回塗ります。症状が改善している場合は1日1回、より症状が改善した場合では1週間に2、3回。

★ヒルドイドソフト:「保湿」「血行促進」「傷痕を綺麗にする」 スポンジ 
★保湿剤に含まれる成分自身が水と結びついて、肌の水分をキープするタイプです。
皮膚の血流を良くしたり、乾燥を防ぐ
★ケロイド・肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)に適応
"肥厚性瘢痕とは皮膚が傷ついた後、完全に元通りに治らず傷跡が盛り上がり目立つようになり、痛みや痒みをともなうものです。
肥厚性瘢痕は元の傷跡より拡がることは少ない。しかし症状が強く、元の傷跡より拡がることもあり、これをケロイドと言います。"

<ヘパリン類似物質外用スプレー0.3%および外用泡状スプレー0.3%の一般名処方について>
"【般】ヘパリン類似物質スプレー0.3%と処方箋に記載されていれば、
ヘパリン類似物質外用スプレー0.3%「△△」
ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%「〇〇」
患者様の希望に応じて、調剤薬局では上記のどちらを調剤してもよい"

*注意点
先発品のヒルドイドフォーム0.3%が1本92gであるのに対して、ジェネリック医薬品はすべて1本100gまたは200g入りの製剤
"そのため
【般】ヘパリン類似物質スプレー0.3% 92g
と処方箋に記されていた場合はヒルドイドフォームを意味します。

【般】ヘパリン類似物質スプレー0.3% 100g
と処方箋に記されていた場合は後発品の外用スプレーまたは外用泡状スプレーを意味します。"

 

ワセリン 保湿効果 保護剤(塗っても内部へ浸透しない)傷の治りを促進。かさぶたを柔らかくする
*プロペトは、不純物が少ないので、とくに刺激が少ないです。
★ワセリンなどは、肌の表面をコーティングすることで油の膜を作り、肌の水分が外に逃げにくくすることに意味があります。
白色ワセリンを精製して不純物を少なくしたものがプロぺト、更に精製度を高めたものがサンホワイト
精製度が低い⇒太陽光の紫外線を吸収する。化学変化を起こしやすい。
プロペト:白色ワセリンに比べて柔らかく少しべたつきが少ない。目に入っても刺激がない。乳幼児にも使用が多い。
ステロイド外用薬:人工的な合成品
"ステロイドはメラニン色素の働きを抑えて、血管を収縮させるので白くなることはあっても、黒くはならない。
黒くなるのは、湿疹が続いて炎症がひどくなった結果で、ステロイド治療によって改善が可能"
体内への蓄積の心配もない。数日で皮膚や身体から分解されてなくなる。
"★ステロイド外用薬の副作用は
(1)皮膚が薄くなる(皮膚の細胞増殖抑制による)
(2)感染症
が挙げられるけれど、どれも長期に渡って使用したときに現れるもの。"
急に使用を中止することで患部の症状が悪化、顕在化してしまうことがあり、この現象をリバウンド(反跳現象)
★一番の炎症部位は凸部。皮膚も微細な部分で凸凹ですので、すり込むと凹部(谷の部分)に溜まってしまい凸部に塗れてない。

テープ剤
薬剤を含んだテープであり、ドレニゾンテープ(フルドロキシコルチド)などがあります。
密封療法の作用により、薬剤の吸収が促進され、効果が高まります。そのため苔癬化病変などに適します。
皮膚の保護作用もあり、亀裂がある病変などに使用されます。
テープを貼付することにより、掻破を防ぐ
洗ってもすぐにはがれることがありませんので、手湿疹にも頻用されます。
水分を吸収しないため、湿潤面や滲出液を伴う病変には適しません。

亜鉛華軟膏と亜鉛華単軟膏の違い
酸化亜鉛の濃度の使い分け
★亜鉛華軟膏の基剤は吸水性が高い
例えば「亜鉛華軟膏」の場合は亜鉛華軟膏「ニッコー」と商品名で処方がでた場合に、亜鉛華軟膏「ホエイ」等の他社の亜鉛華軟膏製剤に変更するには疑義照会が必要です。
一方、亜鉛華単軟膏製剤はジェネリックであるため、亜鉛華(10%)単軟膏「ニッコー」と商品名で処方がでた場合に、患者の同意が得られればジェネリック変更として亜鉛華(10%)単軟膏「ホエイ」等の他社の製剤に変更し調剤することが出来ます。
傷口にステロイドを重ねて使用する場合は亜鉛華単軟膏の方が適している。
尿素:治療ではなく予防に使用
ひび・あかぎれに使うと刺激を感じることがあります。
尿素に限らずl-メントールや香料なども刺激につながる可能性があります。
亀裂を”ひび”、炎症の起きた深い亀裂を”あかぎれ”と呼びます。

ひび・あかぎれに効果のある有効成分
"トコフェロール(ユベラ)
皮膚の血行を促進し、皮膚温を上昇させる。またビタミンAの生体内利用を高め、ケラチン形成を促進する"
※ヒビケア軟膏(OTC)

ゲーベン:やけど・外傷でできた傷の感染予防
銀の抗菌作用を利用した、耐性の生まれにくい塗り薬
既に耐性を獲得してしまった細菌にも有効
2~3mmの厚さでしっかりと傷口を覆うように塗布する
入浴時に傷口を清潔に洗い流し、入浴後に薬の塗り直しをする
"熱傷(やけど)は、重症度が4段階に分類されています
Ⅰ度熱傷:赤くなって、少し痛むもの
浅達性Ⅱ度熱傷:赤い水ぶくれができ、強く痛むもの
深達性Ⅱ度熱傷:白い水ぶくれができ、痛み麻痺するもの
Ⅲ度熱傷:壊死が生じるもの"
『ゲーベン』は、Ⅲ度熱傷の第一選択薬に指定されている、強力な局所抗菌薬


ステロイド外用剤」は、保湿剤やワセリンと混合すれば弱くなる?~基剤と有効成分の動態
回答:弱くなるわけではない
「ステロイド外用剤」の効果を弱めるためではなく、使うステロイドの総量を減らすことや、塗りやすさや塗り心地など使い勝手を良くする目的

"混合した方が良いのか、別々に重ね塗りをした方が良いのか、といった判断は医師が行います。
 また、混ぜても良い薬の組み合わせや、混ぜたあとの保管方法などは、薬剤師が一つずつ確認を行います。"


ステロイド(内服)
少量でしたら、長期に続けてもそれほど心配いりません(15mg以下)。
量が多めになると、いろいろな副作用がでやすくなります(30mg以上)。
飲み始めに多いのは、いらいら感、不眠、消化不良、下痢、吐き気、食欲増進などです。
服用が長めになると、にきび、むくみ、生理不順なども起こります。
顔がふっくらしたり、肩やおなかが太る(減量すれば治る)
大量もしくは長期の服用においては、副腎不全、ウイルス性肝炎を含め各種感染症の誘発、血糖値の上昇、骨が弱る、胃潰瘍、気分の落ち込み、眼圧上昇、動脈硬化、血栓症などに注意が必要です。
①免疫が低下するため感染しやすくなる。
②骨がもろくなる。
③糖を合成する働きを高めるため、血糖が上がります。
④消化管粘膜が弱くなるため、潰瘍ができやすくなります。
⑤血小板の機能が亢進するため、血管の中で血液が固まってしまう血栓症が起こりやすくなります。
⑥高血圧症、むくみ:体内に塩分が溜まりやすくなるために起こります。
⑦動脈硬化を促進し、コレステロールや中性脂肪が高くなることがあります。

副腎皮質ホルモン:コレステロールから生成。