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【2020年】高尿酸血症

高尿酸血症
<尿酸の基準値>
7.0以下(7を超えると尿酸の結晶が体内に溜まる)

★プリン体(細胞の材料)⇒肝臓で代謝され尿酸に変化。
尿酸が悪いわけではないが、多いのが良くない。

★尿酸の結晶が関節の骨に溜まってくる。
⇒剥がれ落ちる⇒白血球が異物とみなして攻撃する⇒炎症物質がでて痛みや腫れが起こる。

食事からのプリン体摂取(20%)
体内でできるプリン体(80%)
                                                                                                    
ATP(アデノシン3リン酸)
筋肉が動いたり脳が活動するときのエネルギー源
ATPがエネルギーとして使われる過程でATPに含まれるプリン体が代謝され尿酸になる。


原因
体質
尿酸の排泄機能が低下している。
腎臓が悪い(尿酸は腎臓から排泄するため)

肥満
肝臓で尿酸がたくさん作られる。
尿酸排泄を妨げる。

食生活
"レバー
干物
ビール(アルコールそのものに尿酸値をあげる作用がある。ビール500mL・日本酒1合まで)尿酸排泄を妨げるため。
(重要)"

水2L摂取(尿酸の濃度を薄める)

 
Q:卵1つのプリン体は多い?
A:ほぼ0

"プリン体は細胞の核に同量含まれる。
卵1個とめんたいこ1粒のプリン体は同量。"

細胞をたくさん食べれば食べるほどプリン体を多くとることになる。
肉や魚の内臓など、細胞がぎっしり詰まったものに注意。

<その他>
食事から作られる尿酸は2割。他は体内の細胞の新陳代謝で作られる⇒薬物療法の重要性。

合併症
★腎臓病の発症
尿路結石


痛風結節
耳、ひじ、ひざなどにもできる場合がある。

発作は5年くらい高い状態が続くと出やすくなる。
痛風は暫くすると治まる。

治療
6.0mg/dL以下を目指す。
生活習慣に気を付けて体重が減る、飲酒量が減ることにより薬の量が減る・中止へ。

<薬>
※尿酸値が急激に低下したときにも発作が発症しやすいため徐々に量を増やし、UA6.0以下に落ち着くようにする。
※2か月ほどは一時的に痛風発作が起きやすくなる。
※やめてしまうと2日くらいで元に戻る。


食生活のポイント
肥満の解消
皮下脂肪・・・尿酸排泄を妨げる
内臓脂肪・・・尿酸産生量が増える

尿をアルカリ化する作用のある物を食べる。⇒尿路結石予防
(野菜、海藻類、芋類など)

高尿酸血症・痛風:遺伝的要因あり
痛風の原因は関節にたまった尿酸です。発作的に激しい痛みと腫れ。その引き金は、白血球による尿酸への攻撃です。白血球が、剥離した尿酸を異物としてとらえてしまう。
痛風関節炎や腎障害などの病因となる。
6.0mg/dL以下に維持することが望ましい。
*尿酸とは、プリン体が肝臓で分解されるときに生じる老廃物。エネルギーの燃えカス

血液中に溶けきれない尿酸は関節の中や腎臓などに結晶化して溜まっていきます。
この時に溜まる結晶が尿酸結晶です。

約70%の人で「足の親指の付け根」に赤い腫れが起こります。
2~3日は痛みのために歩けなくなります。一旦治まるが、また起こる。

食品由来のプリン体は2割。残りの8割は人の体内で合成。
激しすぎる運動によってプリン体が増え、尿酸値が上がってしまうこともある。

"蓄積しやすい場所として腎臓があります。
腎臓に尿酸の結晶が溜まっていく事により、腎臓の機能が落ちてしまうのです。
腎臓の機能が低下すると、尿酸を排泄できなくなるために尿酸結晶が溜まりやすくなります。
このような悪循環により、慢性腎不全に陥ることもあります。"
"*尿路結石とは、腎臓や尿管、膀胱など尿の通り道で石のような結石が出来てしまう病気を指します。
高尿酸血症に陥ると、尿が酸性に傾くようになります。
*尿が酸性の状態は尿酸が析出しやすい環境でもあります。"

〈4〉非薬物療法:十分な水分摂取・適度な運動・カロリーの過剰摂取禁止
*尿酸の尿中飽和度を低下させるため、1日尿量2000mL以上を目標に十分な水分摂取を勧める。
飲酒については、飲料がプリン体を含むか否かにかかわらず体内における代謝過程で尿酸が上昇するため、1日量を日本酒1合、ビール500mL、ウイスキー60mLのいずれかにとどめる。

お酒(飲む量に比例)、肉類、砂糖入りソフトドリンク、果糖の摂り過ぎや、肥満は痛風の発症リスクを上昇させる。
激しい運動、ストレスは尿酸値を上昇させる。
運動不足は、内臓脂肪を蓄積させ、尿酸値を上昇させる。
尿酸の排泄を助ける野菜、海藻類などを食べるのが、おススメ。
尿酸の排泄を増やしたり尿路結石を防止したりするために、十分な水分をとる(1日2ℓくらいが目安)。
プリン体の多い食品:レバー、マイワシ、白子、カツオ、干物、エビなど
プリン体の少ない食品:米飯、うどん、そば、豆腐、乳製品、野菜、海藻など
お酒はプリン体の含有が少ないものでも、体の中でプリン体を生じやすくさせるほか、尿酸排泄を低下させたり、肥満を助長したりするので、高尿酸血症の方は飲み過ぎないよう注意が必要です。

コルヒチン
発作の前兆(ピリピリ、ムズムズ感など)があった場合や発作が起きた直後に飲んで発作の悪化を防ぐ。
発作を繰り返す場合に、落ち着くまで毎日少量服用して発作を抑える使用法もある。